GoPro Hero9のレンズとハウジングが固すぎて、装着するのにすごく苦労した件
はじめに
昨年(2020年)の秋、GoToトラベルを活用して、慶良間諸島へダイビングに行きました。せっかくなら水中の映像を撮影したいと思い、出発に先んじて、GoPro Hero9と、ダイビング用のハウジングを購入しました。しかしハウジングの装着に際して、下記の2点の困難があったので、対策をシェアします。
- GoProのレンズが固すぎて外せない
- ダイビング用のハウジングが固すぎる
対象となる読者
- GoPro Hero 8以前の機種をお持ちで、ダイビング用ハウジングを装着するのに苦労している方
- GoPro Hero 9をお持ちで、ダイビング用ハウジングを装着するのに苦労している方
- GoPro Hero 9をお持ちで、何かしらの理由でGoPro本体のレンズを外したい方
前提:GoProにダイビング用ハウジングを装着する手順
まず始めに、GoProにダイビング用ハウジングを装着する手順を簡単になぞっておきます。
1. GoProで撮影モードを水中用に設定する
忘れがちだけどすごく大事!後ほど解説します。
2. GoPro本体のレンズを外す
始めに断っておきますが、GoPro Hero9の場合、本体のレンズを外さずにハウジングに収納することができます。私が購入した時はHero9がリリースされてすぐだったため、あまり参考になる情報源がなく、Hero9もレンズを外さなければならないと勘違いしていました。……そしてこれがすごく固い!男性でも厳しい。という訳でこれが問題その1。
3. ダイビング用ハウジングを開く
問題その2。これまたすごく固い!ただレンズを外すのに比べたら、まだ何とかなる。
4. GoProをダイビング用ハウジングに収納する
パチンと音がするまできちんと閉じましょう。海水が流入してGoProがダメになりかねません。GoProは防水ですが、特にダイビングする方は、10メートル以上の深さに20分以上は滞在するため、本体のみの防水機能だけでは不十分です。
一連のハウジング装着の流れを映像で確認したいという方は、下記のYouTube動画(3分30秒あたりから)が参考になります。動画は英語ですが、見て真似をするだけでできます!
問題その1と対策:GoPro本体のレンズが固すぎて外せない
GoPro Hero7やHero8を購入した人なら分かると思いますが、GoPro本体のレンズを外すのは至難の業です。相当なマッチョでもない限り、ムリです。私は今回初めてGoProを購入したのですが、これまで同じような苦労をしてきた人をネットの口コミでたくさん見つけることができました……。
解決方法を求めてあらゆる単語でググったのですが、日本語ではシルバーバレットにたどり着けませんでした。1時間ほどインターネットの海をさまよった後、最終的にYouTubeで"gopro lens removal"で検索し、下記の動画にたどり着きました。カードを利用することで、レンズを簡単に外すことができるようです。
youtu.be動画は英語ですが、投稿者のやり方を真似れば、本当に楽にレンズを外すことができます(1分50秒あたりから)。万が一カードが折れても良いように、使わないカードを利用しましょう!ちなみに私は当日、船の上で波に揺られながら、主力のクレジットカード2枚を使ってレンズを外しました(笑)
英語ができて良かったと思える瞬間は正直そこまで多くないのですが、久しぶりに味わうことができました。
なお先ほども述べましたが、GoPro Hero9の場合、本体のレンズを外さずにハウジングに収納することができます。私はこのことに気づかずに、無駄に(本当に無駄に)頑張ってしまいましたが、そのまま収納する方が絶対(×2)おすすめです。
問題その2と対策:ダイビング用のハウジングが固すぎる
はっきり言って、力業でなんとかするしかないです。以上。
女性の方はダイビングショップの方に手伝ってもらうのも手だと思います。同行者に男性がいるならその方に任せましょう。男性の方は、握力を鍛えましょう。
レンズを外すためだけのツールがあるらしい
色々とググっていたら、下記のようなレンズ外しがあるようです。公式ではないので使えるかは分かりません。本当に使えるのだろうか……。使ったことがある方がもしいたら、結果をシェアして頂けますと幸いです。
GoProで水中映像を撮影する際の注意点
ダイビングやシュノーケリングで水中に潜っている間は、撮影モードの変更ができません!これは、GoProをハウジングに収納している間は、電源ボタンとシャッターボタンしか押せないためです。この他の注意点、また水中での撮影モードについては、改めて別の記事で詳しくシェアしたいと思います。
おわりに
最近はYouTuberやVlogが流行っていることもあり、水中撮影にトライする人が増えていますね。特に今回行った慶良間諸島は、水中遠くまで広がる白い砂やアクアリウムにいるようなカラフルな小魚の大群といった光景が美しく、ダイバーのうち半分以上の方が何かしらの水中用カメラを持っていました。ダイビングショップによっては、色々なスポットを回るのではなく、少数の「映えるスポット」を巡り、時間をかけてじっくり写真撮影させてくれるメニューを用意しているところもあります。時代を感じますね。水中の撮影のみならず、旅の思い出を記録するツールとして、GoProは非常にコストパフォーマンスが高いソリューションだと実感しています。GoProユーザーの方に、本記事がお役に立てば幸いです。