Cyber Lily Diary

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クラウドセキュリティエンジニアが語ります。

宮古島ステイの2日目を語る

f:id:irisfelt:20210227123626p:plain 遅めの夏季休暇で宮古島を訪ねた。2日目だけやたらエモかったので、備忘する。

昼食はホテルシギラミラージュのラウンジでとった。高級感に圧倒され、生まれたての小鹿のようにビクビクしていた。Booking.comで宿泊費用を調べてみると、1泊5万円とかそういうレベルだった。ちなみに駐車はバレーサービス。正面玄関前に停車するとホテルのスタッフが預かってくれる。ラウンジのメニューの高さにも若干ちびりつつ、宮古そばを注文した。デザートに塩ちんすこう味のアイスとコーヒー。塩ちんすこう、うまい。ラウンジに田舎のヤンキーみたいな4人組がいて、スマホゲーで盛り上がっていた。グループの1人が会計に来て、支払いながらクライアントらしい人と電話をしていた。仮想通貨関連の仕事をしているらしい。「ええ、セーシェルまでは追ってこないはずなんで、楽天銀行も…」とか言ってて、仮想通貨界隈の闇を垣間見た。ホテルを出て、来間島までドライブ。車は年季の入ったHONDAのFIT。キーにリモートロックのボタンがついていたけど、押しても反応しなかった。窓を開け、BGMもかけず、さとうきび畑の合間をトンボと併走する。この時、ふと生を実感した。ビーチではパラセーリング水上バイク、釣りなどを楽しむ人々の姿。車を戻して、シギラ黄金温泉を訪ねた。小便のような色のお湯。ぬるい。フィットネスジムにも足を運んだが、施設が微妙すぎた。基本曇天だったが、一瞬日の光が差した。30分ほど温泉を楽しんだ後、ホテルに帰った。ゴロゴロしていると、日暮れ頃、急に晴れ始めたので慌てて出かける。夕陽に向かって信号機もないひたすらキビ畑をドライブ、エモい。宮古サンセットビーチに着いたが、夕陽が雲に隠れてしまっていた、無念。一眼レフを持ってきてはいたが、電池をホテルに忘れていた。日没後の海岸、ただただ波が砂浜に打ち寄せる。あまり乗り気でなくても行動する、環境を変えると案外心地良いことを再確認。転職を決意する。晩御飯はDoug's Burgerへ。Doug's Cheese Burgerの"LAVA"を注文。チーズの暴力。一口目の衝撃。うまい。食べていると具がどんどんパンより後へ寄ってった。チーズが重すぎて後半ダレる。飲み物はイズィを注文した。フレーバーはその日によって変わる、この日はピーチかグレープフルーツだった。帰り際、ふと夜の灯台に行きたくなって車を走らせる。途中、比嘉ロードパークに立ち寄った。空の半分くらいが、ちぎったような雲に覆われていた。それでも星がとんでもなく綺麗だった。驚くほど月が眩しかった。夕陽は見れなかったが、その分月が美しかった。どのくらい明るいかというと、もうスマホの画面と同じくらい明るい。スマホをいじってると、ん?なんか眩しいのあるぞ?あ、月か。マジか。みたいな感覚。はてなブログにこの記事の下書きをせっせと打ち込んでいると、いつのまにか雲が晴れていた。見上げていると、夜空に落ちていきそうな感覚になる。そういえばこの地では一日中心地よい風が吹いている。この心地よい風も、この美しい夜空も、こうして文字におこさなければ、明日になれば忘れてしまうのだろう。